29日目(8月17日)

 眉子は上半身だけセーラー服を着せられ下半身は裸だった。セーラー服は、昨日の拷問で汚れたままだ。
「今日は、小指を嬲ってあげるわ」
 亜紀は、プライヤーで眉子の指の関節を挟みねじり上げた。
「いたいっ!いたいよ〜!」
「このまま砕いて上げる」
 亜紀も顔を真っ赤にして、プライヤーを握り締める。
「や、やめて〜!〇タワになちゃう!」
「なかなか、砕けないわ。こんなに細い指なのに丈夫に出来ているのね。敏江、代わりなさい」
 眉子を押さえつけていた敏江と交代した。
 さすがに敏江は怪力だ。ギリギリと関節が軋む。
「ぎゃーっ!や、やめて〜!」
 小指の関節を砕くことは、今までのような再生可能な拷問ではない。それは、最終的に抹殺されることを意味する。0%に近いがそれでもわずかに残っている眉子の生き残る希望がたたれるのだ。小指が砕かれた瞬間、眉子は、ただ、8月31日まで苦しみに耐え抜く義務を負わされ、拷問の果ての死を約束させるのだ。
 グキリと鈍い音がしてプライヤーが関節にのめり込んだ。
「ぎゃーっ」
 眉子の悲鳴が上がった。
「敏江、全部砕いてあげなさい」
 敏江は、鼻の穴を膨らまし、関節を挟み砕こうとする。
 眉子は、恐ろしさのあまり、顔を青くし泣き叫ぶ。
「やめて〜っ!おねがいよ〜!」
 やがて、眉子の小指の関節は、4個所とも砕かれてしまった。
「あらら、指がこんなになっちゃった。一生使いモノにならないわね」
 亜紀は、腫れ上がった小指をあらぬ方向へねじり弄んでいる。
 激痛で眉子が泣き叫ぶが、お構いなしだ。
「さあ、これからが今日の本番よ」

 眉子は、両方の小指の付け根をピアノ線で縛られ、Y字型に吊されていた。
 小指に全体重がかかり、痛みに耐えかねた眉子がさけんだ。
「いたい、ゆ、指が千切れちゃう・・・・降ろして!お願い」
「キャハハハ、千切るために吊してるのよ。千切れるまでそうしていな
さい」と亜紀は言った。
 敏江が1升瓶の入ったケースを運んできた。徳用タバスコだ。
 眉子の子宮頸管部に栓をし、それを通して子宮までチューブを通す。ポンプで眉子の子宮にタバスコを注入していく。
「ひいぃぃぃっ、あつっ熱い、やめてーっ、お腹が焼けるぅぅぅぅっ」
 眉子は苦痛から逃れようともがけば、指が締め上げられ激痛が走る。どんなに子宮が焼かれようと、もがくこともできない。
「あなたの妊婦姿を見たくてね。この拷問を思いついたのよ。お腹が臨月のようになるまで膨らませてあげる」
 1升瓶が空になると2本目が注がれた。
「やーっ、もうやめて下さい。千切れちゃいます」
 この拷問の意味は2つある。タバスコ注入による痛みであり、もう一つは、重りの役目だ。
 1升注入されれば、約2kgの重りをつけられるに等しい。
「いやーっ、破裂するぅぅぅ」
 眉子は処女を失って20日足らずの小娘である。子宮もまだ堅く、容量も少ない。2升も入らず音を上げた。
「兄さん、まだ大丈夫かしら」と亜紀が章一の方を振り向く。
「まだ、妊娠5ヶ月ってとこだな。4升は、入るだろ。子宮は丈夫に出来ているからな。破裂したらそれもいいじゃないか」
 さらに1升注入される。小指の関節が外れ、指が不自然に伸びた。
「い、いたーっ!ゆるして、ゆ、指がぁぁぁぁ・・・・」
 眉子は泣き叫ぶが、拷問者たちは、笑いながら注入をつづける。もう片方の指もはずれ、紫色に膨れ上がっている。
 眉子の腹は臨月の妊婦のように膨れ上がり、子宮の内壁をタバスコの
炎が掻きむしっていた。
「もう、だめーっ!ゆ・指を・・・・指を切り落としてく・だ・さいー!」 眉子の苦しみは極限に達したようだ。
「ふふふふ、苦しい?痛い?切り落としたらそれで終わりじゃない。お
ばかさん」
 さらにタバスコの注入がつづけられた。5升も入れると、眉子の腹の表面には蜘蛛の巣のように静脈が浮かび上がる。
「あぐぐぐ・・・・ううぅン」
 眉子はもう言葉を失っているようだ。指の付け根はピアノ線に締め付けられ、ウインナーソーセージのつなぎ目のようにくびれている。
「まだ千切れないわねぇ。もう、子宮には入りそうもないわ」と亜紀。
「直腸と膀胱にならまだ少しは入るだろ」と章一が言うと早速、実行された。
「ん、んーっ、かっ、かっ」
 普通なら、指の感覚は麻痺しているだろうが、眉子にはオピオイド拮抗薬が投与されているため、新鮮な苦痛に嘖まれつづけている。脳全体を苦痛が支配し言葉が出ない状況だ。眉子の腹は無惨に膨れ上がり、今にも皮膚が破け内臓が飛び散るのではないかと思われるほどだ。セーラー服は、胸しか隠せない。セーラー服の下に膨れ上がった白い腹。
 踊るように足を空中でばたつかせている。そんなことをしても苦しみが増すだけだ。意思とは逆に動かさずにいられないのは、限界以上の痛みによる痙攣のようなものだろう。
 やがて、左の小指の付け根から血が噴き出し、肉が千切れると、右手も同じ状態になり、眉子は床に落下した。傷口にはすぐに焼きゴテを当てられ止血される。
 三つの穴の栓が抜かれると真っ赤なタバスコが吹き出してくる。粘液や血も混じっているようだ。膀胱と直腸からはいきよいよく吹き出したが、子宮からはそういうわけにはいかない。
 眉子は出産の経験がないから頸部は細く、子宮の収縮力もついていないのだ。腹の膨らみはほとんど変わらない。
 亜紀は敏江に眉子の両腕を踏みつけさせ、腹を蹴った。
「うぎぎやぎゃーっ」
 一瞬、万子から流れ出るタバスコの量が増える。
「手伝ってあげてるのよ。感謝しなさい」
 今度は腹を踏みつけ、踏みにじる。
「あ、ああ〜、ぐぐ」
 眉子は、妊婦のような腹をのたうたせ悶えつづける。
 亜紀は眉子の腹に飛び乗った。
「ぐぇぇぇぇーーーぇ」
 眉子はカエルのようだが可愛い声で悲鳴を上げた。タバスコがドバッと吹き出る。
「おいおい。あまりやりすぎると、子宮が破裂して死んでしまうぞ」
 と章一が制した。
「いいじゃない。その時はその時よ」
 亜紀は興奮気味で眉子の腹の上で飛び跳ねる。
「げえ、ぐえ、ぐぐ、ぐぇぇぇ!」
 眉子は、激痛の海の中で内臓まで飛び出てしまうと思った。
 亜紀に踏みつけられると、股間から粘液まじりのタバスコが吹き出す。
 腹が元に戻ったころには、眉子は、白目をむき、口から泡を吹いていた。
 章一はクスコで子宮の中をのぞき込んだ。
「こりゃ、ひでえや。頸管が裂けて子宮の中まで丸見えだ。治療しなきゃな」
 章一は焼きゴテを突っ込んで、子宮の中まで止血と消毒を行った。
「ぐ、げ・ぐぎゃえ!」
 眉子は、言葉にならない悲鳴を上げながら悶えのたうつ。
 やがて、眉子は、動かなくなった。


<この物語はフェクションです。拷問や治療等は危険ですので絶対まねをしないでください。また、警察で拷問を行っている事実もありません。>

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