35日目(8月23日)

 眉子が拷問部屋に連れてこられるとサッカーボールが置いてあった。
 今日は、体操着とブルマー姿だ。
「眉ちゃん。そのボールを思い切り蹴るんだ。もし、俺を抜いてゴール出来たら、今日の拷問は許してやるぞ」
 章一の後ろにはサッカーゴールがあった。 
 眉子は足の裏の皮を剥がされ、親指も失っており、ボールをまともに蹴ることが出来るはずがない。転んだりするのを見て笑い者にするつもりなのだろう。眉子はためらった。
「どうした?拷問の方がいいのか。さっさと蹴らないとゴールキーパーをやってもらうぞ」
と章一が言った。
「け、蹴ります。本当に今日は許してくれるんですね」
「俺を抜くことが出来たらな。思い切り蹴らないと無理だぞ」
 眉子は、歩くこともぎこちない。よろよろとボールの側に行く。助走をつけボールを蹴る。持ち前の運動神経のよさでボールを蹴ることができた。
「ぎゃっ!」
 眉子は足を押さえ床に転がった。ボールの中身は鉄で出来ており、しかも床に固定されていたのだ。
「アハハハッなんてバカな娘。本当に思いっきり蹴ってんの」
「サッカーってのはこうやるんだ」
 章一は眉子の頭を蹴った。つづいてすねを蹴る。胸を3発。恥骨を踏みつけ股間を蹴り上げた。
「ひーっ、や、やめてー」
 章一は眉子のブルマーをボールに見立て、
「ドリブル、パス」とかいいながら蹴り続けている。
 亜紀達は大笑いしている。
 眉子は腰を蹴られながら転がりゴールの前まで来た。
「シュートだ!」
 章一は、眉子の下腹部を力を込めて蹴る。眉子は失禁しながらゴールの中に転がっていった。
 亜紀は眉子の負傷した足を踏みつける。
「いたぁぁぁっ。やめてください」
「フフフ、おれているな。手術してやろう」
 章一は眉子の右足の甲の皮を剥がし始めた。
「いたぁぁぁぁ。ダ、ダメェェェェ」
 眉子は暴れようとするが敏江に押さえ込まれた。
 肉を千切り骨折した骨をラジオペンチでつまみ嬲る。
「や、やめてぇぇぇぇ!し、死んじゃうよぉー」
 眉子は脂汗を滴らせ悶え苦しむ。ペンチで骨を砕く。
「うぎゃああああっ」
 眉子の悲鳴が上がる。もう1本砕く。そして、もう1本。
「ああああああ〜、ひぃぃぃぃ」
 ブルマーからスラリと伸びた足の先端を責められる眉子。足の痛みのよる痙攣は、脹ら脛を、太股を、伝わりブルマー震えさている。
「や、やめて下さい。もう、切り落としてぇぇぇっ」
 あまりの痛みに眉子は半狂乱だ。
「精神安定剤を注射してやる。発狂されたら面白くないからな」
 章一は眉子に注射をした。眉子は落ち着きを取り戻したが、痛いことには変わりない。
 敏江が電子レンジを持ってくる。電子レンジは扉が改造されており、真ん中に穴があいていて、横に2つに割れ、中世ヨーロッパで使われていたような足かせになるようになっている。その扉に眉子の右足を固定し扉を閉める。足首から先が電子レンジの中に入った形になった。
「あなたの足をチンしてやるわ」
 亜紀は、眉子の苦痛を長引かせるためにレンジの目盛りを最小にし、スイッチを入れた。「やーっ!残酷すぎます!」
 眉子は逃れようと身を捩るが敏江が押さえ込む。
「あ、あつい、あつぅぅぅぅ」
 足の内側から沸騰してくる熱さに眉子は絶叫した。
「電子レンジは、中の水分子を振動させ、内部の水分を沸騰させる。タンパク質を直接加熱させないから、神経は死に難いんだ。細胞一つ一つが破裂していく苦しみを味わうがいいさ」と章一は眉子に説明した。
 眉子の足は、蒸気と泡を吹き出し、あちこち破裂している。
「そろそろいいかな」
 章一は電子レンジを止め、眉子の足を解放した。
「レンジは焼くモノではなく、暖めるモノだから、神経はまだ、死んでいないだろう」
 章一は、眉子の足に、メスで切れ目を入れた。傷口から、白い湯気が立ち上る。
 さらに、醤油をかける。
「いたああああ」
 眉子が叫ぶ。
 亜紀と章一は、箸で眉子の足の肉を千切り、口に運んだ。
「美味しい!生焼けのところがいいわ。スジっぽいけど新鮮で、口の中でとろけそう」
「こりゃいけるぞ。敏江、お前もたべてみろ」
 眉子はポロポロ涙を流しながら、肉をむしられて行く痛みに耐える。
散々に食い散らかされ、骨の他には、わずかな肉しか残っていない右足は、足首から切断され、ビニール袋に入れられた。
「こんどは、左足ね」
 眉子は、真っ赤に焼けた鉄製の靴をはかされた。
「あつぃぃぃぃぃ」
 煙が立ち上り、眉子の皮膚は一瞬にして蒸発した。
 ハンマーで靴をたたき変形させる。
「きゃああああああっ」
骨が砕ける音と、眉子の悲鳴があがる。角度を変え靴をたたく。縦に潰させたり横に潰されたり靴が変形するたびに眉子の足も変形するのだ。靴から血があふれ出した。
 眉子は泣き叫けび、なんとか苦痛から逃れようと体を激しくくねらせるが、敏江に押さえ込まれ、逃れられない。
 やがて、靴は原型をととどめないまでに、変形した。靴からは、血とともに脂肪や肉片も流れ出てきた。
 眉子は、白目をむき、口から泡を吹いたが、まだ意識があった。
「く、くぅ〜ぅ」
 眉子が低くうめく。
 足首から千切れ、靴が転がった。
 眉子の顔面は蒼白になっていた。唇は、紫色で息が荒い。外傷性ショックの症状だ。章一は眉子に輸血を行い、抗ショック剤を注射した。章一により眉子には、肉体的にも、精神的にも最良の治療がほどこされていた。眉子を助ける為ではなく、生かしつづけさらに、苦痛を味あわせるのが目的なのだ。
「この靴をあなたの家に届けてあげるわ。なんだか解るかしら?」と亜紀が言った。


<この物語はフェクションです。拷問や治療等は危険ですので絶対まねをしないでください。また、警察で拷問を行っている事実もありません。>

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